ケーススタディ

ロールアップ戦略で全国展開×業界ニッチトップを目指す企業体の営業強化プロジェクト

お客様 循環型社会の実現をテーマに業容拡大中の建設企業グループ
ポジション・
プロジェクト
営業課長、部長、拠点責任者 複数名採用
年収レベル 800~1200万
期間 10ヶ月

クライアントの課題

特殊技術に定評があり、大手デベロッパーやゼネコンからの厚い信頼と実績を積み重ね、エリアTOPを走っている老舗企業。創業家引退に伴っての株主変更により全国進出計画が打ち出され、グループの事業テーマと親和性がある企業や他エリアで展開する同業他社のロールアップを進めていた。

・グループ未進出エリアへの新規出店(拠点責任者)
・ロールアップ先のトップラインを伸ばすための営業機能強化(営業部長)
・本社営業組織拡大に向けたマネジメント採用(営業課長)

ボードメンバーおよびプレイヤーの必要人員は配置されていたものの、上記の取り組みが事業成長を実現するための急務となっており、かなりニッチな事業分野かつロケーションの問題もあり、それぞれのミッションを果たせる人員の母集団形成と動機づけ・惹きつけに苦戦していた。

実行プロセス

(1)ターゲット選定:
協会リストや入札情報でのリサーチに加え、クライアント経営幹部との複数回のMTGを実施することによりターゲット企業群の選定とすり合わせを行った。

(2)アプローチ・動機づけ:
多面的なアプローチによりターゲット企業群の人材との接点を創出し、ロールアップ戦略や全国進出など当該分野の同業他社にはない新しい事業展開への理解と興味を得ながら、クライアント経営幹部との面接を促した。ニッチ分野かつ縁故での転職が多い領域でもあり、転職に慎重な候補者が多かったが事業の新規性やテーマへの共感から有力候補複数名の引き合わせが実現できた。

(3)進捗・クロージング:
クライアント経営幹部、事業責任者クラスとの会食含めた複数回の面会機会を設け、事業戦略や今後の展開のみならず、双方のこれまでの背景やパーソナリティを理解しあった上で経営者直々にオファー、クロージング面談を実施。TOPメッセージへの共感、競合他社に先んじた企業戦略、新しい時代を切り拓いていくまたとない機会に対する強い関心を得られ決定に導くことができた。

 

結果

・新拠点は立ち上げ後に軌道に乗り、新規事業開発・新たなロールアップに向けた話も進んでいる
・当初理想としていた営業体制が構築され、トップラインの向上と組織拡大に向けた受け入れ態勢が整備された
 

担当コンサルタント

山川 博

山川 博Hiroshi Yamakawa

2014年大阪府立大学経済学部卒業後、技術職の人材紹介に特化したヒューマンタッチに入社。建設部門にてゼネコンやハウスメーカーを中心に、設計・施工管理など技術職の人材紹介に従事し、住宅領域のチームマネージャーを経て、ハイクラス紹介部門の立ち上げに参画。

同部門では、デベロッパーや不動産ファンド、運用会社、ベンチャー、再生可能エネルギーを担当し、不動産開発やアセットマネジメントのみならず、専門性の高いバックオフィス職種の紹介にも取り組む。新規事業に関するタスクフォース的な採用や、マネジメントポジションの紹介実績も多く有する。

労働人口減少など業界が直面する課題の解決や、テクノロジーの進化による産業の変革と発展に組織・人材面で携わりたいと考え、2021年2月ジーニアスに参画。


リクルートダイレクトスカウト “ヘッドハンターランキング 2022“「建築・不動産賞 3位」

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  • クライアント: 循環型社会の実現をテーマに業容拡大中の建設企業グループ
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