ケーススタディ

地場建設会社　事業承継に伴う次期社長招聘プロジェクト

お客様	インフラ案件に強みを持つ地場建設会社
ポジション・プロジェクト	次期社長（取締役営業部長）
年収レベル	1200-1500万
期間	6か月

クライアントの課題

数年前に先代である創業者から急遽バトンを受け取り会社代表となった現社長が、2-3年後の引退を見据えて次期社長候補を探していた。全社の営業は現社長が担っており、大手ゼネコンを中心に深耕営業ができるようなバックグラウンドを持つ、建設・不動産業における役員経験者を必要としていた。ポジションの性質から選考は秘密裏に進めていく必要があり、経営者と株主の間のみでプロセスを組むことになった。

実行プロセス

企業とすり合わせのうえ、下記要件を満たす人材に対してアプローチを行った。
1）大手ゼネコンに対する営業に期待できる人材：ゼネコンの一次協力会社、建材メーカー、建材商社、設備などの専門工事会社
2）建設・不動産業における役員経験者（待遇含め母集団形成の観点で社長経験は不問とした）
3）営業のバックグラウンドを持ちながらも、計数管理に強い人物

上記背景から社員は選考プロセスに入らず役員のみで対応し、複数回の面会と会食を経てオファーに至った。

結果

建設・不動産業界（非上場）の元役員で、営業部長と経営企画部長の経験がある50代後半の後継候補者の確保に成功し、現社長の引退に向けたストーリーが動き出した。
当初は年収が下がることを懸念したが、現経営陣との相性が抜群に良く、プロ経営者としての道に挑戦できることに対して魅力を感じ、決断に至った。

担当コンサルタント

山川　博

山川　博Hiroshi Yamakawa

2014年大阪府立大学経済学部卒業後、技術職の人材紹介に特化したヒューマンタッチに入社。建設部門にてゼネコンやハウスメーカーを中心に、設計・施工管理など技術職の人材紹介に従事し、住宅領域のチームマネージャーを経て、ハイクラス紹介部門の立ち上げに参画。

同部門では、デベロッパーや不動産ファンド、運用会社、ベンチャー、再生可能エネルギーを担当し、不動産開発やアセットマネジメントのみならず、専門性の高いバックオフィス職種の紹介にも取り組む。新規事業に関するタスクフォース的な採用や、マネジメントポジションの紹介実績も多く有する。

労働人口減少など業界が直面する課題の解決や、テクノロジーの進化による産業の変革と発展に組織・人材面で携わりたいと考え、2021年2月ジーニアスに参画。

リクルートダイレクトスカウト “ヘッドハンターランキング 2022“「建築・不動産賞　3位」

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