2017/04/26
この度、2017年4月1日付で、LEOCの定年を75歳から80歳に引き上げ、「80歳定年制」を導入いたしました。本制度の対象となるのは、当社の正社員および契約社員を含めた従業員の約4,500人です。
「一億総活躍社会」の実現に向けてシニア層のさらなる活躍が期待される中、LEOCでは2013年からパート社員の定年を廃止し、社員・契約社員の定年を70歳、2016年からは75歳とするなど、シニア層が働きやすい環境の創出を図ってきました。その結果、LEOCでは現在、70歳以上の従業員1,000人以上が活躍しています。
今回は従業員が一生LEOCで安心して働いてほしい、80歳を過ぎてもより充実した人生を送ってほしいという願いから、本制度の導入に至りました。制度の導入によって、シニア社員が経験やスキルを活かしながら働くことで、より元気にいきいきと生活を送っていただける場を提供いたします。さらに、少子高齢化が進み、「年金制度」が不安視される社会の中で、シニアの就労ニーズに応え、雇用を確保することで社会貢献の一環としても考えております。
(LEOCホームページ 4月19日付)
4月18日付け日本経済新聞に、サッカーの三浦知良選手がピッチを走る写真を掲載した全面広告が掲載されていた。紙面のタイトルは「80歳定年宣言」。広告主は病院や福祉施設の給食受託会社のLEOCで、同社の会長兼社長の小野寺裕司氏のメッセージがつづられている。
「わたしには夢があります。LEOCグループの従業員のための老人ホームをつくりたいのです。年を取って仕事を離れ、誰かの支えが必要になっても、『自分たちの老人ホームがある』。そう思えれば、安心して働けます。そんな受け皿をつくりたいのです。」
そして「その布石としてLEOCは2017年4月から、正社員・契約社員80歳定年制を導入しました」と発表している。生涯現役で過ごせる人生を保証しているのだ。老後という概念が消失することは、精神的にも、肉体的にも、さらに経済的にも明るい材料である。
老人ホームの開設と併せて、勤務先が高齢化社会の支え手になることは、現実的なソリューションだ。
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