2016/03/31
経済産業省は、東京証券取引所と共同で、女性活躍推進に優れた上場企業「なでしこ銘柄」を選定し、本日公表しました。
「なでしこ銘柄」は平成 24 年度より開始し、 4年目の今年度は対象市場を拡大し、45 社を選定しました。女性の活躍推進は、ダイバーシティー経営を進める上での「試金石」として、企業のイノベーション促進、グローバルでの競争力強化に貢献すると考えられています。
(中略)
平成 24 年度より、東証一部の上場企業から選定しておりましたが、今年度は、東証 二部、マザーズ、JASDAQ を含む全上場企業に拡大しました。「なでしこ銘柄」の選定は、女性管理職比率を開示している企業について、女性活躍に関するスコアリングを 実施するとともに、財務指標(ROE)によるスクリーニング等を経て、26 業種から、45 社を選定しました。
(経済産業省 3月16日)
「なでしこ銘柄」に選定されたのはカルビー、アサヒグループホールディングス、日本たばこ産業、石油資源開発、住友林業、中外製薬、テルモなど一部上場企業が44社。マザーズ上場企業からはトレンダーズが選定された。テルモは「健康経営銘柄」にも選定された。時流に敏感なのだろう。
経済産業省が発表した「なでしこ銘柄レポート」によると、女性の活躍の推進が競争力に与える影響に「従業員のモチベーション」「プロダクト・イノベーション」「プロセス・イノベーション」「採用活動」などが挙げられた。
女性の活躍、健康増進など社会性を体現した企業が勝ち組になろうとしている。
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