Talk Genius

人と会社と組織を考えるニュースマガジン

Q.日系大企業の子会社社長はエグゼクティブサーチの対象になりますか?

Q.日系大企業の子会社社長はエグゼクティブサーチの対象になりますか?
私の勤める企業では、2-30代でも出向という形で子会社社長を担当するケースは多々あるのですが、収入面では親会社他社員とさほど差はありません。
ただ、もしも日系大企業子会社社長→ヘッドハンティングを経て雇われ代表 or 役員
というパスがあるのであれば、見込み収入において魅力的なルートのように思います。

子会社社長も規模にもよると思いますがEXサーチの対象となります。
当然親会社の従業員として事業会社に出向しており、親会社人事制度の枠内で処遇されるので、子会社社長も親会社だと部長級というのは良くある話だと思います。

日系大企業子会社社長、海外子会社MDなどの任期満了後に、本社主管部門で室長や部長をやるのではなく、外部環境にトップマネジメントとしてのキャリアを継続できる機会を追求される方は多いと思います。
ただ外部環境に機会を求めても、Equityを保有していなければ、どの道株主が変わるだけで、雇われ経営者の枠内は変わらないと考えています。Equityを拠出できるのはアーリーステージのスタートアップなどに限定されており、大企業子会社社長経験者が活躍可能なステージとは若干乖離がある点も選択肢の幅を狭めますね。

———————- Querie.meで質問を募集しています! https://querie.me/user/mikamika8375

三上 俊輔

著者情報:
三上 俊輔

2006年、早稲田大学法学部(専攻労働法)を卒業後、独立系エグゼクティブサーチ会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社に入社。柔硬幅広い業界の部門長クラス以上の経営者獲得、スペシャリスト(エンジニア、会計士など)採用を実現。 2011年、サーチファーム・ジャパンより組織戦略及び技術コンサルティング事業を分社化し、ジーニアス設立、代表取締役就任。 理論と実践のギャップを埋め、健全なる雇用環境の発展に微力ながら貢献すべく、スカウトその他様々なプロジェクトを戦略的に遂行している。

この著者の記事を全て見る

Talk Geniusとは-

ヘッドハンティング会社のジーニアスが提供する人と会社と組織を考えるニュースマガジンです。