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日経新聞朝刊”シニアが拓く”を見て

現在日経新聞の1面で”シニアが拓く”という記事が連載されている。

人口の推移と将来人口、高齢化率昨年も秋に一度同様のテーマでの連載があり、当社のRAMP事業も取り上げて頂いた。既に“5 人に1人が高齢者という社会”が到来しており、またますます今後増加する高齢者問題とどのように向き合うのか、様々な企業・個人の現状と取組について興味深い情報が確認できる。

高齢化する日本社会の中で、私が最も重要だと考えているのは、急増する高齢者層を直ちに社会保障給付の対象に組み入れず、働くことで所得を得る”納税者”として滞在する期間をできるだけ長くすることである。既に社会保障給付財源は120兆円に迫っており、もはや破綻の一歩手前まで来ている。

現在政府ー経団連ー連合を中心として、高齢者雇用安定法を改正し、65歳定年制に変更することでこの問題にようやく着手する動きが確認される。しかし、これは一時的な時間稼ぎにはなっても、抜本的な解決策にはならないことは多くの人が実感しているのではないだろうか。

私は「労働市場を通じて、社会を豊かにする」をキーワードに、労働市場の弾力的な活用を通じて少子高齢化で生じる社会問題を解決したいと考えている。特に2013,14年はシニア世代に対しては”新しい働き方”を、クライアント企業に対しては”賢い人的資源の活用”を積極的に提案したいと思う。

このブログでは、「労働市場を通じて、社会を豊かにする」をテーマに様々な話題や当社の取組についてお話したい。

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三上 俊輔

著者情報:
三上 俊輔

2006年、早稲田大学法学部(専攻労働法)を卒業後、独立系エグゼクティブサーチ会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社に入社。柔硬幅広い業界の部門長クラス以上の経営者獲得、スペシャリスト(エンジニア、会計士など)採用を実現。 2011年、サーチファーム・ジャパンより組織戦略及び技術コンサルティング事業を分社化し、ジーニアス設立、代表取締役就任。 理論と実践のギャップを埋め、健全なる雇用環境の発展に微力ながら貢献すべく、スカウトその他様々なプロジェクトを戦略的に遂行している。

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