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ジーニアスでシニアな製造業のエンジニアを採用したい理由について

http://blog-imgs-41.fc2.com/t/o/m/tomotaroukun/20090725015242fab.jpg当社では中途採用でスペシャリティの高い製造業のエンジニアを採用したいと考えています。今日はその理由と背景についてコメントしたいと思います。

ジーニアスのビジネスのベースはリテイナー型のヘッドハンティングです。最近の報道やメディア露出などでは、”シニア活用”という事業側面がクローズアップされていますし、それは大変ありがたいことなのですが、お客様のニーズに正直にお答えすると、現状最も大きなご要望は当社をリテインした上でのサーチ業務ということになります。

そこで少々分かりにくいものと思いますので、リテイナーファームにおける製造業エンジニアの業務はどのようなものか記載します。既にインターン採用の際にも言及しましたが、ヘッドハンティング会社の業務は、①コンサルティング(お客様の経営課題に即した人事・組織戦略や獲得すべき人材要件を定める)、②リサーチ(要件に合致した人材をリストアップする)、③スカウト(皆さんのイメージするヘッドハンティング)です。

当社で製造業のベテランエンジニアの方にになって頂きたいのは、①コンサルティング:技術的専門性に基づくソリューション、更には技術マネジメント目線に立って時の人材戦略策定支援、②リサーチ:①に基づいて外部招へいする場合の適切なリストアップとスクリーニングということになります。

当社のお客様の資本、業界、課題は非常に多岐に渡るのですが、当社がお引き受けする案件は、研究部門の構築、開発タームの短縮、物性ー合成の架け橋、核心的な生産技術(工程改善)、ROIの高いテスト体制の構築、離脱者の少ない製造部門構築など、一線で勝負してこられたエンジニアにとってはビンビンにアンテナが働くものばかりなのです。

それ故に、第一線でビジネスをしてきたエンジニアにとってはこの上ない社会貢献の可能なセカンドキャリアが用意できるのではないかと考えているのです。ガンダム作ったことあるぜ、とか無茶な注文はいたしません。

年齢は不問、技術領域もメカ・エレキ・ソフト・プロセスどこでも結構、但しマイクロソフトのオフィスは完全に使えてほしくて、英文資料を読みこなせないと困ります、という簡単なようで難しい要件なのですが、是非多くの心ある製造業OBからの応募を期待しています。

なお、オープンイノベーションをガンガン追求する環境も用意できます。とっかかりはご本人が作らないといけませんが。

三上 俊輔

著者情報:
三上 俊輔

2006年、早稲田大学法学部(専攻労働法)を卒業後、独立系エグゼクティブサーチ会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社に入社。柔硬幅広い業界の部門長クラス以上の経営者獲得、スペシャリスト(エンジニア、会計士など)採用を実現。 2011年、サーチファーム・ジャパンより組織戦略及び技術コンサルティング事業を分社化し、ジーニアス設立、代表取締役就任。 理論と実践のギャップを埋め、健全なる雇用環境の発展に微力ながら貢献すべく、スカウトその他様々なプロジェクトを戦略的に遂行している。

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