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キャリアデザインセンターが一部指定替え

キャリアデザインセンターが東証二部から一部に指定替え、おめでとうございます!

キャリアデザインセンターという社名は知らない方も多いですが、「Type」という媒体は皆さんご存知だと思います。ここの運営会社です。

東京証券取引所市場第一部への指定に関するお知らせ

本日、当社株式は、東京証券取引所市場第二部から同市場第一部に指定されましたことを、お知らせいたします。
これもひとえに、株主の皆様をはじめとした多くの関係者の皆様の温かいご支援、ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
今後も「いい仕事。 いい人生。」という企業理念の下、総合人材サービス企業として求人企業と求職者のベストマッチングを実現すべく、全社一丸となって、さらなる企業価値の向上を目指す所存でございますので、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
同社のIR情報を拝見すると、業績はリーマンショック以降に深く落ち込み、2009年2010年には赤字転落されており、大変厳しい時期を過ごされています。
2011年度に最悪状態から脱し、黒字転換、2012年は続伸、今年度も半期決算発表時点ですが、売上は2,423,558千円(1,853,153千円)と対前年同期130%と持続的な成長を維持、利益は211,033千円(168,791千円)とこちらも125%と堅調な様子です。

同社は①キャリア情報事業、②人材紹介事業、③IT系人材派遣事業を行っています。

①キャリア情報事業では、強みとする「エンジニア」マーケットにおいて対前年同四半期比129%、「女性」マーケットにおいては対前年同四半期比142%と顕著な伸びを実現、「営業」マーケットにおいて対前年同四半期比118%の結果となったようです。

②人材紹介事業は小規模のようですが、売上高は、438,898千円(前年同四半期比110.5%)といった感じ。紹介部門は80名規模のようですので1人あたり四半期2,743千円、これはだいぶ改善の余地がありそうです。最もエージェント業務、特に成功報酬型で業界未経験者を採用する場合6ヵ月程度はプロフィットが期待できなかったりするので、昨年・今年とエージェント増やしているようであれば、まぁこんなものなのかもしれません。

③IT系人材派遣事業は488,467千円(前年同四半期比186.4%)と好調、おそらくWEBデザイナー、プロデューサー系の派遣と思われますが、稼働人数が上向きなようです。

ちなみに、私が同社とお取引きしたのは前職でリーマンショック前の大量採用プラン発動時でした。
媒体出稿の企画責任者だった私は、3ヶ月くらい同社と密なお取引をさせて頂き、2000名近い応募者(母集団)を集めることに成功しました。
今はもはやそういった広告媒体で採用することはしていないのですが、貴重な経験をさせて頂きました。

当時の原稿があったので、限定的にOPENします。懐かしいな。

三上 俊輔

著者情報:
三上 俊輔

2006年、早稲田大学法学部(専攻労働法)を卒業後、独立系エグゼクティブサーチ会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社に入社。柔硬幅広い業界の部門長クラス以上の経営者獲得、スペシャリスト(エンジニア、会計士など)採用を実現。 2011年、サーチファーム・ジャパンより組織戦略及び技術コンサルティング事業を分社化し、ジーニアス設立、代表取締役就任。 理論と実践のギャップを埋め、健全なる雇用環境の発展に微力ながら貢献すべく、スカウトその他様々なプロジェクトを戦略的に遂行している。

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