2023/09/04
Q.外資金融バイサイドのセールスフロントの将来性について如何お考えですか?
いまアラサーですが、50までは給与水準が高い状態が続きそうですか?
仰るようにバイサイドセールスはリテール、機関投資家向き合い、どちらもセールス職の中では、極めて報酬が高い仕事だと思います。その認識があれば残っていれば、市場価値ギャップ(看板に付随するゲタが頭の中にある)も理解されており、限界までその範疇でキャリアを追求した後に待つダウンサイドには耐えられると思います。転職してキャリアチェンジする場合も同様です。
会社やポジションによって報酬バンドは異なりますが、一般的な産業の営業職と比べると会社の看板で界王拳2~3倍という実態です。同業転職(といってもシニアポジションの募集は少ない)しない限りは報酬は下がります。そのため50歳くらいまで現職で十分報酬を得て、その後はキャリアリセットだと考えて、ゼロからスタートするのも一考です。
一番難しいパターンはその市場ギャップを理解できず、会社の看板と自分の実力を混同してしまうケースであり、そうなるともう外部にチャンスを得ることは厳しくなり、どうにか社内でポジションを維持する、または漸減するが市場価値よりも割高な報酬で全うするキャリア晩年となると思います。(現在30代だと、50代以降でそういった諸先輩方もいると思いますが、その姿に自分を重ね合わせてみてください。そういう生き方だってあります。)
———————- Querie.meで質問を募集しています! https://querie.me/user/mikamika8375
Talk Geniusとは-
ヘッドハンティング会社のジーニアスが提供する人と会社と組織を考えるニュースマガジンです。