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Q. 30代のうちに事業会社でマネジメント経験も積んだ方が良いのではとも感じています。

Q.戦略コン→アクティビティファンドとキャリアを歩む30代後半の者です。ファンドは面白いですが、いつ食えなくなるかもわからないので、30代のうちに事業会社でマネジメント経験も積んだ方が良いのではとも感じています。どのような事業会社だと、マネジメント候補として採用候補者になりうるでしょうか?

戦略コンサルでの経験内容に拠って随分変わってくるのではないでしょうか? インダストリーの専門性があれば、親和性の高い産業にスライドした方が早期パフォーマンス可能でしょうし、サービスカットの場合は産業はあまり関係なく、事業課題と専門性の相性が重要だと思います。

ファンドは運営するヘッドの考え方次第で、アクティブと名乗りまさにアクティブに振舞う事業者、アクティブと名乗りつつも基本的に議決権取って何か会社に株主提案することはない事業者に分かれます。前者の場合は上場会社の中でも現預金沢山お持ちですが株価低迷している会社のCFOを狙うのは悪くないですね。後者の場合は限りなく、配当収益を前提とするAMでの業務になるので、一般事業会社からすると経歴的にはまりどころは余りないかもしれません。

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三上 俊輔

著者情報:
三上 俊輔

2006年、早稲田大学法学部(専攻労働法)を卒業後、独立系エグゼクティブサーチ会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社に入社。柔硬幅広い業界の部門長クラス以上の経営者獲得、スペシャリスト(エンジニア、会計士など)採用を実現。 2011年、サーチファーム・ジャパンより組織戦略及び技術コンサルティング事業を分社化し、ジーニアス設立、代表取締役就任。 理論と実践のギャップを埋め、健全なる雇用環境の発展に微力ながら貢献すべく、スカウトその他様々なプロジェクトを戦略的に遂行している。

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