クライアントはメディカル領域に特化した人材ビジネスを展開する企業。薬剤師、看護師、登録販売士を中心としたコメディカルの紹介・派遣事業を展開し、堅調に売上高を成長させていた。コメディカル職種は売り手市場であるために、クライアントの開拓は用意であるが、キャンディデイト(求職者)の確保が難しく、集客体制の構築が急がれていた。そのため、登録サイトの構築・運営、広告宣伝など集客に特化したマーケティング部門を立上げ、同部門の責任者を必要としていた。
代表取締役や事業部長など経営メンバーからヒアリングを行い、WEBマーケティングの専門性の高い人材が社内に不在であり、通常の面接だけでは適切な判断が難しいことを指摘し、独自の選考プロセスと判断基準を提案した。選考プロセスの中に「レポート作成」を設定、同社の集客状況(広告宣伝費用、自社サイト、他社媒体のPVやCVR)を開示後にキャンディデイトに仮説レポートを作成頂き、これらを比較することで、適切な人材の絞り込みを行った。
WEBマーケティングをコアスキルに、人材ビジネスで事業開発経験があり、集客ノウハウを持つ人材の採用に成功した。採用後は集客サイトのリニューアルを行い、集客の絶対数の改善、ROIの向上を実現した。また、広告宣伝の費用対効果の検証など集客のPDCAマネジメントが可能となった。