大庭 滉平さん(21歳)
ジーニアス株式会社(2018年1月~2020年3月予定)
慶應義塾大学 商学部 計量経済学ゼミ
内定先の業界:日系コンサルティング
僕が長期インターンを始めようと思ったきっかけは、既に別の会社で長期インターンをしていたサークルの友達の話を聞いているうちに、単なるマニュアルのアルバイトではなく自分の頭を使いながら働く経験をしてみたいと思ったことです。そして、インターン求人のプラットフォームを閲覧していた時にジーニアスという会社の存在を知りました。
僕が最終的にここを選んだ理由は、人材・企業のリサーチを主な業務としていてインターン業務をする中で様々な業界について知識を得る機会があり、自分のキャリア選択に活かせる情報と経験を手に入れることができると思ったからです。
インターンを通じて、労働市場における市場価値が具体的にどのようなものかを知り、キャリアに関して長期的かつ具体的なイメージを持つことができました。
インターンを始めた頃の私は、Big4という言葉やエンジニアの中にWeb系・汎用系・ミドルウェア系のような種類があること、そして各業界にどのようなキャリアアップの方向性があるのか全く知りませんでした。しかし、様々な求人のマッチング(クライアント企業が提示する要件に適った人材をリサーチする)業務において、コンサルタントの助言を受けながら何人もの求職者の経歴を見比べたことで、求職者の経歴の仕事内容や役割の微妙な違いを見分けることが徐々にできるようになりました。また、求人票を自分で作成する業務を通じて、どのようなキャリアを積めばどのようなポジションの要件に適うのかということを知ることができました。
この経験は自分の就職活動において、説明会でのやや抽象的な説明から具体的な仕事内容やキャリアアップの方向性をイメージし、自分にとって一番魅力的なキャリアがどの環境にあるかを選び出すことに活かすことができました。
インターンを始める前の私は、業界の知識および労働市場の変化について何も情報を持っておらず、とりあえず大手企業に就職して長く勤めながらステップアップしようといった典型的な安定志向の学生でした。
しかし、インターンの業務で業界や企業の動向や様々な求職者の経歴を知るにつれて、転職を経験しながら確実にキャリアアップをしている人たちが多くいることを認識しました。それと同時に、自分がいつか転職をするタイミングにおいて、労働市場で武器となる専門性や基礎的なビジネススキル・体力を持っておく必要性を感じました。
幸か不幸か、私には絶対に行きたいという業界もなかったので、プライベートの充実といった目先の安定だけを求めるのではなく、時代の変化の波に飲み込まれないという意味での安定した状態に身を置くための専門性やビジネスのスキル・体力を身に着けることができる環境を求める就職活動を行うことができました。
ジーニアスのインターンは、学生では知りえないような労働市場のリアルを知ることができる貴重な環境でした。隣の芝生は青く見えるという言葉がありますが、もしこのインターンの経験がなかったら入社後にそのような状態に陥っていたのではないかと思います(笑)
新卒採用において自分のファーストキャリアを選ぶ時間は長くても1年程度で、かねてから絶対に行きたい業界がなかった自分にとっては短すぎる時間でした。ですが、ジーニアスの環境は人材ビジネスを通じて各業界のリアルな声を知ることができる情報収集の場、他の大学の学生との情報交換の場、そしてコンサルタントからアドバイスを貰える場で、私の就職活動を後押しする強力な味方となりました。