IT,インターネットサービスセクター担当者の募集について

代表取締役社長 三上 俊輔：
この度はジーニアスの「IT,インターネットサービスセクター担当のコンサルタント」募集にご興味をもって頂きありがとうございます。このページでは採用背景や仕事内容に関してご紹介いたします。応募のためのご参考になればうれしいです。

採用背景

2015年度ジーニアスでは200件近い法人様からの新規のお問い合わせを頂きました。結果的に5％と契約を締結しお客様としての取引を開始したのですが、残りの95％は様々な理由があり、未契約というステイタスとなっています。

未契約の理由は大きく3つにカテゴライズすることができます。

１．そもそも、お問い合わせ頂いたテーマに当社が対応していないもの

昨年度は本当に様々なテーマでお問い合わせを頂きました。例えば、「ベトナムに進出する企業が現地スタッフを採用したい」というニーズです。当社では少なくともベトナム語を話すスタッフがおりませんので、求職者の評価ができませんし、また現地に拠点もないために物理的にお答えすることが難しいと判断しました。そして、当社ではなく、別の地場のエージェントを紹介しています。
同様に、中東に和食レストランを開きたいのでシェフを探している、看護師を採用したい、薬剤師を採用したいなど、職種として当社が未対応、または今後も対応する予定のないものについては、別途専門会社を紹介しています。
また、Talk Genius!で紹介した様々な人材サービスに関しても、運営会社ではなく当社宛の問い合わせがそれなりの数ありました。これらは運営元に問い合わせて頂くように要請しております。

２．フィー体系が折り合わないもの

次に弊社のフィー体系（大半が前金型のリテイナーサーチ）とクライアントの期待するものに相違があるケースです。お客様の採用にコミットし、ターゲットリストを作成し、転職意思のない方をゼロから開拓していくためには、調査費、人件費を含めて相応のコストが必要となります。当社の場合は、人材の調査やリストアップをシステマチックに運用しているために、恐らくきちんとリサーチを行っているリテイナーファームの中では着手金はリーズナブルと思います。しかしながら、どうしても社内の決済が取れない、最初にコストが出ていることに不安がある場合は、契約を見送らざるを得ません。

３．ジーニアスのリソースが不足しており、提案が難しいと判断したもの

最後が今回の採用背景そのものとなります。
実は当社のリソース不足やスペシャリティ違いにより、お断りせざるを得なかったお問合せも数多くありました。特に昨年度はインターネットサービスやIT領域のお客様から数多くのお問合せも頂き、弊社のフィー体系もご理解頂いたものの、当社事情でお仕事をお受けすることができなかったことがありました。

IT、インターネットサービスセクション担当者の募集の背景

当社では特段業種や職種にフォーカスは行っておりませんが、大まかに製造業/サービスは三上、北荘、金融/不動産/流通は福田、ヘルスケア/メディカル/グローバルは山口、建築/オーナー系企業は松平が担当しています。
これまでIT,インターネットサービスは主に三上と福田が担当することが多かったのですが、マーケットの成長やお客様からの期待に応えられていない現状を踏まえて、今回当該セクターでの増員を計画しています。

なお、本求人では、珍しく人材紹介経験者を優遇して選考を行う予定です。
当社ではこれまで人材業界経験者は敢えて採用することはありませんでした。人材業界は非常にシンプルな仲介モデルであり、その事業モデル一般にそれ程学ぶ要素が多くないために、私（三上）が1人いれば十分だと判断したためです。そして、どちらかというとお客様のビジネスをより深く理解し、価値ある提案ができるコンサルタントこそが良いサービスを提供できると考え、銀行、商社、製造業、コンサルティングファームなどで経験豊富な人材に参画頂いてきました。

しかしながら本件に関しては、IT,インターネット業界を対象とした人材ビジネス経験者の独特な成功体験や失敗体験が顧客サービスの品質に影響するものと考えています。
そもそも取引すべきかどうか？の目利き、スタートアップやインターネット業界特有の人物評価軸、成長フェーズが切り替わるタイミングの組織やタレントの配置などは、経験していないと上手く言語化したり、相手を説明説得することが難しいはずです。（リテイナーファームはお金のないスタートアップとは取引することが少ないので、私の唯一よくわからないゾーンがこの世界であったりもします。）
この領域はジーニアスのメンバー全員が学びを得たい領域であり、是非プロフェッショナルの参画を期待したいと考えています。

募集要項

*こちらの募集は終了しました。